TRADITION野沢の伝統

野沢の伝統
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温泉まんじゅう

温泉地のお土産の定番と言えば「温泉まんじゅう」です。野沢温泉街には温泉まんじゅうの販売店が点在し、 温泉街を歩くと店先の蒸し器から上がる蒸気と甘い香りに誘われます。 お土産にはもちろんですが、 一個から(70円~)販売されていますので、温泉まんじゅうを食べながらの温泉街散策もおすすめです。 各店、皮にあんこに工夫を凝らしているので、食べ比べてしてみるのも楽しみの一つです。

はとぐるま

温泉街の土産屋に並ぶ、鳩に車輪が付いた可愛らしい形の玩具「鳩車」。
職人が一つ一つ手作りする鳩車は、つるつるとしていて手触りも良く、軽くて丈夫で年月を経ると独特に艶が出てきます。 一昔前までは、子供たちが鳩車に糸を付けて遊んでいたようです。ここ野沢温泉にしかない独特な形で、全国郷土玩具の番付で「東の横綱」に推挙されています。

あけび蔓細工

野沢温泉のつる細工は、遠く江戸時代より背負い篭や花篭等生活必需品として使われ、大正時代には旅行用バスケットとして広く親しまれてきました。 材料となる「あけび蔓」は毎年十月から十一月に奥信濃の山地より採取し、手入れをしてから編む篭の種類により蔓を選別し、 源泉麻釜の温泉に浸して柔らかくしてから編みます。 昭和五十九年には手作りの良さ、美しさ、堅牢さをかわれ、県の伝統工芸品に指定されています。