🌼マツモトセンノウ(白花)・クガイソウ
UPDATE : 2021.07.30
以前ご紹介をしたマツモトセンノウの白花バージョンです🌼
名前の由来は長野県松本市に分布していたから、松本幸四郎の定紋「四つ花菱」に似ているからなど諸説あります。
実はこのお花、調べてみると歴史がとても深い。
野生種は不明となっており、古い品種はすでに絶滅しています。
江戸時代には多くの品種が作られましたが明治に入るまでにそれらは失われているそうです。
現在でも栽培品を見られるのは、戦後に吉江清朗さんが長野県伊那谷の山中の廃屋の石垣に自生しているものを発見。
それを育種してくれていたものが、現在のマツモトセンノウの主体となっているそうです。
クガイソウが咲き始めました!
日当たりのいいところに群生する多年草で、昔から食用、および漢方薬として親しまれてきた植物です。
春先に伸びてくる若芽は茹でて酢味噌和えにしたりといろいろな食べ方もできるみたいですね🌼